【続ける方法】努力より重要な習慣化とは?【先生が解説】

人生イージーモード化

 

ダイエットがいつも3日坊主、、なんで続かないのかな~

努力が大事、継続が大事、そんなことはみなさん耳にタコができるほど聞いてきて「そんなこと言われなくてもわかっとるわい!」とお思いのことと思います。
この記事では「継続したいのに続かない!」そんな方に向けて、普段、学校で担任の先生として学生の努力や継続の様子を見ている私が、少しでも皆様の助けになれば!という思いを込めて執筆しております。

さて、「努力」や「継続」について少し掘り下げて考えてみましょう。
世の中の偉人達は、確かに「努力を継続できたから素晴らしい成果を出せた」ように見えます。
そして、自分には努力を継続することはできないから、すごい能力や成果を出すなんて無理な話だ。
心の中でそう考えておられる方も多いのではないでしょうか。
まさしく、過去の私もそう考えていました。

しかし、よくよく考えてみてください、偉人達はみな、本当に毎日毎日「努力」をしていたのでしょうか?
そもそも、「努力」とは何なのでしょうか?
Google先生に聞くとこんな答えが返ってきました。

努力とは、

目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。

つまり、本当はやりたくないしんどいことだけど心と体にムチ打ってやること。なわけですな。

例えば、野球選手になりたいという子供がいたとしましょう。
その子供は野球選手になるための練習の全てを「しんどいけどやるわ」と、思いながらするでしょうか?
たしかに、中には「この練習キツいけど、これやらないと野球選手になれないからやるわ」と思うこともありますが、野球に関するすべての行動に対してそう思うでしょうか?
「キャッチボール楽しいわ」とか「バッティング練習最高!」とか思ってる瞬間もあると思います。
だからといって、成功者が皆、「努力を継続したのではなく、好きだからできただけ」と言い切ることもできない。
好きで続けていることでも、人間なので「今日はなんかしんどい」と思う日は必ずあるからです。

基本的に「好きなこと」の方が成功率が上がるのはわかります。
ですが、更に踏み込んで「やる気が無いときでも継続できる理由」の方がより成功の法則として近いのではないかと思うわけです。

「習慣化」こそ最強の継続術

歯磨きをする時に皆さんは「歯磨きをしておかないと、将来歯周病や虫歯になるリスクがあがるから、よし!今から俺は歯を磨くぞ!やるぞ!俺は!」とかいちいち考えて気合を入れたりするでしょうか?歯磨きのタイミングって皆さんほぼ決まっているのではないでしょうか?
朝顔を洗った後、夜お風呂に入った後とか。
僕はお昼ご飯を食べてコーヒーで一息ついた後と、晩ごはんを食べ終わってすぐ、と決めています。
それをやるタイミングだからする。ってな感じです。
そう「いつもやっているからやる」つまり「習慣化」こそが「本当はあまり好きじゃない」とか
「なんかやる気せんわー」に対する一番強力でブレることの無い対抗力なのではないでしょうか。
結局のところ、何も考えず「続ければ続けるほど続けやすくなる」ということではないでしょうか。

習慣化の方法と阻害要因

ということで「習慣化」してしまえばこちらのものなわけですが、

いやいや、簡単に習慣化できたら困ってまへんがな!

という声が聞こえてきた気がしますので、何が習慣化を阻害するのか?
そして、どうやって習慣化すればいいのか
もう少し深堀りしてみたいと思います。

習慣化を阻害するもの

1.そもそも無理な目標

普段の生活にプラスして、何かを始めるわけなので、冷静に考えてみれば、まずは何かの時間を減らさないと物理的に新しいことをする時間なんて確保できるわけがない。
また「週に3日は残業があって帰るのが10時以降になる」ってのが確定なのに、そこにもってきて「毎日1時間勉強する」はあまりに無謀なスケジュールと言わざるを得ません。
例えばたまたま残業が続いてしまって、やる時間を逃したり、帰る時間が遅くなってしまったり、他のことで体力を使い果たしてしまって取り掛かれないってやつですね

体の不調、モチベの低下(メンタルの低下)

なーんかやる気になれん。ってやつですな。
あるよねーこれ。初日はあんなに「やるぞ!」と燃えていたのに
2日目で早くも、「あれ?俺これなんでやろうとしたんだっけ?」ってな具合に、人間の気持ちというのはまぁー不安定ですよね。

習慣化の方法

1.タイミングを決める

いつやるの?

まずはタイミングを決めましょう。時間ではなくタイミングとしたのは、時間だと現代に生きる我々にとっては毎日同じ時間に何かするというのは厳しいことだと思うからです。
例えば「毎日本を読む」ということを続けたい場合、「夜8時から読む」と決めていても残業や人付き合いがあればすぐに時間を逃してしまいます。
「お風呂から上がったら読書」というように時間ではなくタイミングを決めておけば、遅い時間になったとしてもいつも通りお風呂から上がったら読書することができます。
細かい違いに感じるかもしれませんが、「予定通りにいった」と感じるのと「予定の時間にできなかった」と感じるのでは今後の成功率に大きく影響してしまいます。
コツは、お風呂や歯磨きなど、毎日必ず行うことにくっつけてしまうと成功率がグッと上がります↑
できるだけ毎日続けることができるタイミングを見つけましょう。

2.すぐ取り掛かれる環境作り

取り掛かってしまえばそのままの流れで作業ができたりするものですが、取り掛かるハードルが高いと成功率もグっと下がってしまいます。
例えば、「毎日読書する」という目標の場合、いつもくつろいでいる部屋とは別の部屋に本棚があると「本を取りに行く」ということがハードルになってしまいます。
ほんとに些細なことで人間のやる気は削がれます。自分を信じてはいけません^^;
普段、良く座る椅子から手の届く範囲に本を置く、といったように「すぐに取り掛かれる環境を作る」ことからやってみましょう。

3.ハードルを思いっきり下げる

「そもそも無理な目標」への対抗策として、スモールステップ(小さな目標)をおすすめします。
まずは習慣化することだけを最優先で考え、分量や成果については後回しにします。
習慣化さえできてしまえば、思考力が無くても気持ちが乗らなくても、半自動的に取り掛かれるわけですから、そうなってから時間や量を増やしたり、成果を追及すればいいんです。
ですので始めは思いっきりハードルを下げる。
とにかく「取りかかればOK」と考えます。

  • 毎日ランニングしたい! ⇒ 1歩でも外に出ればOK
  • 毎日ブログ書きたい! ⇒ ソフトを立ち上げたらOK
  • 毎日ストレッチして体を柔らかくしたい! ⇒ 3秒ストレッチすればOK
  • 毎日読書したい! ⇒ 本を開けばOK
  • 毎日勉強したい! ⇒ 勉強道具を取り出して広げたらOK

大げさに聞こえるかもしれませんが、本当に最初はこれぐらいおもいっっきりハードルを下げて
「スモールステップ」にしましょう。
最初は目標を達成することが目標ではなく、とにかく脳に「これは毎日やってる」という安心感を植え付けて心理的抵抗を下げることだけを考えるのです。

結論

何かを継続するのに、努力や根性は不要

  1. タイミングを決める
  2. すぐ取り掛かれる環境作り
  3. ハードルを思いっきり下げる(習慣化するまでとにかく取り掛かりだけをやる)

ということで私は「ブログを毎日書く」を習慣化したいのですが、まだ習慣化していないので
「晩ごはんを食べて、歯磨きをして、食器洗いが終わったらWordPressを立ち上げる」
を習慣化するまで毎日継続したいと思います!
あくまでWordPressを立ち上げるだけなので、そこから何文字書くとか記事を仕上げるとかは目標ではありません。むしろ、そういう目標にしてしまうとできなかったときに習慣化のモチベが下がることのデメリットの方が大きいので、とにかく毎日立ち上げるだけを実践してみたいと思います。
(実際立ち上げるまでやってしまえば、そこから10文字書いたり、100文字書いたりは自然とやってしまいそうですね!)

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